ISBN4-88978-001-7 | 本書は、上方落語界の最年長であり、明石家さんまの師匠としてもおなじみの、笑福亭松之助が語る芸能界裏ばなしです。師を尊敬し、親友を自負する林家染丸師が聞き書きとしてまとめました。 生い立ちから現在まで、その半生は、まるで落語を地でいく面白さです。落語家と俳優の二つの顔を持つ松之助が、初めて語るその体験談は、そのまま『生きた上方芸能史』ともいえるでしょう。いつも若々しく元気な師の秘密はどこに。どのページにも、面白い話や心温まる話が満載です。 |
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林家 染丸著 四六判 228頁 定価(本体1429円+税) |
主な目次 | |
『第1幕』 生い立ち/ 当時の新開地/ 青春時代/ 『第二幕』 落語家への道/ 五代目松鶴との出会い/ 戒松の先輩たち/ 松之助初舞台/ 五代目の死/ 四代目桂米団治の教え/ 『第三幕』 役者修行/ 漫才学校/ 役者の腕/ 地方公演うら話/ 面白き役者たち/ エノケンさんと共演/ |
『第四幕』 吉本コメディ/ 吉本新喜劇『三寒四温』/ 松ちゃん売り出す/ 大劇の思い出/ 康子夫人とのなれそめ/ 吉本復帰/ 『第五幕』 落語家の姿勢/ 落語の工夫/ これからの落語/ ただ一人の弟子明石家さんま/ まだまだ青春/ |